佐々木ルミにとって、ボディメイクは「女性であることを謳歌しながら自信を持ち続け、豊かな人生を歩むための手段」一般社会に存在する「女性の体型や外見はこうあるべきで、それこそが美」などといった固定観念にとらわれず、女性としての幸せを自分の中に見出すことができる手段で、ただ細くやせるためのトレーニングではありません。ボディメイクでやせることはありますが、1ヶ月でマイナス10kg！といった期間限定のダイエットは推奨していません。

そして、体型で人と自分を比べることなくファションや美を楽しみ、「自分を好きになれる手段」としてボディメイクを位置づけています。一つ一つの動きに集中しながら感覚を研ぎ澄まし、ボディ、マインド、呼吸、その全てから生まれる自分のカラダとの対話を大切にしています。

佐々木ルミのセッションは、ゆがみ解消や柔軟性の改善、関節可動性の向上、体幹の強化などを目的とした、主に自重負荷による『コレクティブエクササイズ』やストレッチでカラダをニュートラルな状態へ戻し、機能的に動けるカラダを作ることから始まります。それは、いくらカラダを引き締めて見た目を良くするための筋力トレーニングに励んでいても、機能的に動けるカラダを持っていなければ、その先の一生を考えたボデイメイクではないと断言出来るからです。トレーニング効果が出づらいばかりか、意図しないボディラインを手にし、カラダを痛める可能性もあることは言うまでありません。

ボディメイクは見た目を良くするだけの手段ではなく、人生を豊かにするためのものです。身も心も強くしなやかに、健やかで美しいカラダを手に入れることを目的としています。

必要なのは食事制限やカロリー制限ではなく、食の取捨選択。特定の食品を食べ続けたり、◯◯は太る、〇〇はやせる、〇〇制限食、という考えは一切捨て、必要な栄養素をできるだけ自然のまま摂取することを推奨しています。いつまでも健やかに若々しいカラダでいながらエネルギッシュであるためには、栄養豊富な食事を摂ることが必要不可欠です。良質なタンパク質やオイル、未精製の炭水化物を軸に、たっぷりなお野菜やフルーツなど、抗酸化作用の高い食品、アルカリ性食品などを彩りよく食卓に並べ、加工品やファストフード、インスタント食品は極力避けて腸内環境を整え、身も心も満たされる食生活を送ります。

そして、食生活のうち20％は好きなものを食べるゆるさも成功の秘訣。自分にできる範囲で、無理のない、コンスタントなCLEAN EATINGの方法を掴めば、「ダイエット」とは無縁な人生を送ることができます。